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2010.03.05

この仕事をするにあたって,ここ数年やたらに耳にする言葉にCTPっていうものがあるんだけど。
これを,DTP(デスクトップパブリッシング《パソコン上で出版物を作成すること》)の変化系だと誤解する子

“kiyoちゃん”

(↑ここにマウスポインタを乗せてみてちょ☆何かが起きるよ♪)のことだがね(;^_^A)
が現れたので,これも解説せねばなるまい。

CTPとは。
【Computer to Plate(コンピュータ・トゥ・プレート)】の略で,読んで字のごとく,パソコンから直接刷版することである。

ちなみに,従来通り,製版(←ここクリックで製版のプチ解説にGo!)フィルムを版に焼き付けて行う刷版のことは,FTP【Film To Plate(フィルム・トゥ・プレート)】と言う。

DTP化が進んでも暫くは,最終製版はフィルムで行われていたが,今はどんどんCTP化され,フィルム出力をする機会はぐっと減った。

世の中のデジタル化が進んだからってこともあるだろうし,DTP用のアプリケーションが多数開発されたこともあるだろうが。
こんな風に急激に製版過程が変化した理由として,コストの軽減っていうこともある。
従来の製版だと,製版カメラ・スキャナ・焼き付けプリンタ・自動現像機などなど,結構高額な機材を揃えなければならなかったし。
その上,様々な大きさ・種類の製版用フィルムも必要だったし,そのフイルムを現像する液など,多々コストがかかったし。
また,1か所の文字修正のために,フィルムすべて,版すべてを,1から作り直すなんてこともあって,材料費も時間もかなり費やすことが多かったのだ。

それに。
フィルムって,とっても傷がつきやすいから,取扱いにも注意が必要だったし,折れ曲がった日には,その部分の筋が印刷に入っちゃったりするんで,もう一度作らなきゃならんっていうことになって,結構大変なのだ。

CTP化されて,写真製版時代に必要だった,手間や設備のいくつが不要になって(その代わり,校正《出来上がったデータと原稿を照らし合わせ,誤植や体裁の誤りを正す作業》用のデジタル出力機《インクジェットプリンタだのデジタルコンセンサスだのっていう校正物出力機》の需要が多くなったけど),ずいぶんコストが低減され,時間も短縮された。

システム自体も,大規模な設備がなくても,パソコンと,画像処理用(主にPhotoshop)・グラフィック用(主にIllustrator)・文字組用(InDesignやQuarkXPressやEDICOLOR)のアプリケーションと,CTPデータを作成するアプリケーションがあれば,殆どのことができるようになった。
およその経験値で行ってた作業も,数値で制御できるようになったし。
何より,データが出来上がってからの修正が,修正用のアプリケーションを使うことによって,すべてを作り直す必要もほぼなくなった。

さらに,ネットワークで,データを送ってしまえる世の中になったので,フィルムを届けなくても,印刷屋さんがそのデータを受け取って,刷版・印刷ができてしまうという,すっごい時代になった。


長年,アナログ製版に携わった身としては,何か少し寂しい気もするが

あの,フィルムを貼ったり切ったり合わせたりって作業は,面倒だったけど,面白かったなぁ…
あの頃と比べて,納期がものすごぉぉぉく短くなって大変だが(__;)


んで,データで全てが完結してしまうから
ちょっとしたことで,とんでもないミスが発生したりする恐怖もあるが(-.-;)


いや全く。
ワンクリックで瞬時にして違う物が出来上がってしまうっていう恐ろしさは。。
まして,それが,印刷して製本されてしまうっていう恐怖は。
経験した者でなければわかるまい…



この時代の流れを楽しみながら。
過渡期を生きて来た世代として,様々なノウハウを伝えて行きたいと思う。

生きた化石になる前に。。。



もう,なってる,って?σ(^◇^;)



さて,次回は
衝撃の事実!
kiyoちゃんの秘密!


をお送りする予定なので
乞うご期待!!下されませませ☆


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