2010.03.30
さて,組長であるからには,そろそろ文字組のことも書いておこうと思う。
文字組に最低限必要なものは,組版用のアプリケーションソフト(InDesignやQuarkXPressやEDICOLOR)と。
原稿と。
テキストである。
この中のテキストは,もちろん,アプリケーションの文字ボックスに直接入力しても良いが,できることなら,ワードなどで入力してあると,作業効率が良い。
ただ…
このテキスト入力ってのが,キーボードさえ打てれば誰でもできる……ようで。
意外に,知識が必要な侮れないものなのだ。
実際,テキストを流し込んだ時に,似ているようで,全く違うものができあがってしまうことがままある。
その理由が,似て否なる文字である。
仕事に就いて最初にテキスト入力をする時に,新人がよくやらかす間違いをいくつかご紹介しよう。
例えば…←この3つの点。
この3つの点からなる文字は,3点リーダーと呼ばれ,省略の意味だったり,余韻を表すために用いられる。
他にも,箇条書きの時に,項目名と内容をつなげる役割に用いられることもある。
和文では「…」,欧文では「…」と下付きで打つんだが…
「・」中黒を「・・・」3つ並べてって打つ人がいたり。
「.」ピリオドを「...」3つ並べて打つ人がいたり。
ぱっと見,気付かずにスルーしてしまって,後々間違いに気付いて慌てるやっかいな混同なので注意が必要である。
また,和文・欧文の間違いっていうのもよくある。
数字に和文数字「123」と欧文数字「123」があるのはよく知られているとは思うけど,同一文章の中で,混在しているのも,ちょくちょく見られる。
この間違いも,見落としがちなので,気を付けなければいけない。
数字よりも多い間違いが,「( 」「 )」丸パーレンで,和文の「( 」「 )」と欧文の「 ( 」「 ) 」を,単に,全角と半角の違いだと思い込んでる人もいて,これは本当に文字組屋泣かせである。
同じく,「[ 」「 ]」ブラケットも,和文の「[ 」「 ]」と欧文の「 [ 」「 ] 」と混同されることが多い。
そして,どっちも和文なんだけど,しょっちゅう間違われるのが,「〈 」「 〉」山パーレンだ。
これを,「<」「>」っていう,不等号で入力してあるテキストをちょくちょく見かける。
意味違いますからぁ…(ノヘ;)
これらを間違えるとどうなるか?
横組では,それ程違和感がないかもしれないけど。
縦組になると,これが…
こんなひどいことになるんでっせ(;´Д`)
テキストを流し込んだ瞬間に,唖然とする(゜゜;)
入力ソフトでテキストだけを見てると,全く違いに気付かない場合もあるけど,文字が組み上がって見たら,全然違うってことにならないように,キー間違いにはくれぐれも注意しましょうね!
ちなみに。
似て非なると言っても。
↑こういうことではないのであしからず(;^_^A
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