豆知識

2010.08.23

さあ,組長講座のお時間です。

今回は…
「『command+N』から始めよう!」をテーマに(*^▽^*)
InDesignにおける,基本段落設定について書いてみよう。

新規書類を作成して,まず最初にするべきこと。
それは,基本段落設定。

段落スタイルの基本となるこの基本段落設定。
「基本段落スタイル」で仕事をしちゃあいけない!なんてよくハウツー本に書いてあるけど。
んで,それは正しいんだけど。
でもやっぱり,とってもとっても重要な設定なのだ。

設定しておかなきゃいけない所と,設定しちゃったが為にかえってめんどくさくなる所があることをよく把握して欲しい。

もちろん,紙面によっては,基本段落さえ完璧に設定しておけばすべてall rightってな物もあるけど。
そんなデータは,少なくとも社内には1つもない!!のだよ。
だから,よぉく,覚えといてね。

基本段落のスタイル編集のタグを順を追っていこう。
(それぞれの詳細については,新規段落の作成方法を書く時に説明するね! それと,これはあくまでもオールマイティじゃないことだけは覚えといてね!)

「基本文字形成」



ここは,書籍の「本文」の書体と級数,歯送りの数値を入力しておくのが好ましい。
カーニングは「和文等幅」文字揃えは,基本「仮想ボディの中央」(欧文や横組みでは,「欧文ベースライン」や「仮想ボディの下」とすることもある)。

「詳細文字形成」



ここの「文字前」や「文字後」の「アキ量」を「ベタ」にわざわざしてるデータを見かけるが,基本なんで,「自動」にしといた方が,後々の設定がめんどくさくなくて良い。

「インデントとスペース」



「揃え」は,「左・上揃え」が基本。
そして,インデントだが。
「本文」が一字下げだからと,数値を入力してるデータを見かけるが,基本段落で,んなことはしない方が良い。

3つ飛ばして=3=3=3=3(ここはデフォルトのままで大丈夫)

「ハイフネーション」



日本語のみの組版なら全く無関係だが。
これは,とりあえず,チェックを外しといた方が良い。

「ジャスティフィケーション」



これも日本語のみの組版なら数値はデフォルトのままでも良い。
ただし,「コンポーザー」は「日本語単数行」に(欧文のみの文字組の場合は「欧文単数行」)しておこう。

9つ飛ばして=3=3=3=3(全面色文字で組むとか,全面下線付き文字で組む,なんて異常なデータじゃなければ,デフォルトのままで大丈夫。
縦注横にしても,全面が同じ設定ってことはまずないし。)

「ルビの位置と間隔」



色んなケースがあるから一概には言えないけど,社内データの基本は,「モノルビ」「中付き」「上/右」で,オフセットは「0」。

「ルビのフォントとサイズ」



フォントやサイズはデフォルトのままに。
Open Type Proのルビ字形を使用のチェックは外しておくこと。

「ルビが親文字より長い時の調整」



文字かけ処理は「なし」,親文字間の調整は「調整しない」が好ましい。

3つ飛ばして=3=3=3=3(ここらへんもデフォルトのままで大丈夫)

「日本語文字組版」



禁則処理は「強い禁則」,禁則調整方式は「追い込み優先」,ぶら下がり方法は「標準」に。
「文字組」に関しては,とっても奥が深いのでまた別の機会に。。
そして,ここが一番肝心だが。。
「行送りの基準位置」は必ず設定しておくように!
縦組みなら「仮想ボディの中央」,横組みなら「仮想ボディの下/左」,欧文を組むなら「欧文ベースライン」にしておこう。

そして。。
その「基本段落スタイル」をもとに「新規段落スタイル」を作り。。



「インデントとスペース」の揃えだけを変えて。





「センター揃え」「後ろ揃え」「頭末揃え」なんていう段落スタイルを作っておく。。



(段落の設定を必要としない箇所は,それだけあれば,後は文字スタイルだけで組めるのだよ!!)
これが,社内データの基本。

もちろん,あくまでも基本であって,イレギュラーは多々存在することをお忘れ無く!!

さて,そこからどうスタイルを発展させていくか。。
それについては,また,一つ一つ,タグの順を追っていくね。

より詳しく,より深く,より分かりやすく。。。
解説できるよう頑張ります(^^ゞ


関連タグ:DTP 組版 


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