豆知識
2010.02.23
製版屋のスタッフブログであるからには。
「製版屋とは何ぞや?」ってことを書かねばなるまい。
(いや,別に誰が決めたわけでもないが…)
あ!申し遅れましたが,組長こと,梅酒サワーと申します。
「です」「ます」調の文章が苦手なので,普段通りの,偉そうな文体で書く事をお許しくだされませませ。
さて,製版屋に勤めている人なら,きっとこんな経験があるはず!
「どんな仕事してるの?」っていう質問を受けたり。
「板,作ってるの?」って言われたり。
「はんこ屋さん?」って間違われたり。。
かと言って,「印刷物を作ってる」って答えると,確実に印刷屋さんだと思われるし。
「印刷物の編集」って答えると,プロダクションのようだし。
この仕事を説明するのは難しい。
最近では,説明するのがめんどくさくなって,職種を聞かれた時には「Macオペレーター」なんぞという,カッコ良く聞こえるような,それでいて余計分からないような答え方をしてしまったりもする。
それではイカン!
自分の職業くらい,ちゃんと説明できるようにならないと!
けど。
製版って言葉をネットで検索しても,分かったようで,分からない…
上に,何だか難しそうに聞こえる。
いや,実際,仕事に携わってる本人達でさえ,曖昧だったりもする(;´Д`)
物事をいかにも尤もらしく語るタイプや,自分の知識を敢えて難しく語るタイプってのが大嫌いなので。
「製版とは何か?」について,kiyoちゃんにも分かるように(;^_^A解説してみよう。
製版とは。
写真製版とも呼ばれ…
版下(文字や,画像を配置する為の枠などがレイアウト案に基づき配置されている台紙
《こんな感じ↓》画像クリックで読めるくらいの大きさになりますよぉ!)
や,写真原稿(昔ながらの,どの家庭にもあるような,アルバムに貼ってある写真やら,透過フィルムのこと)を,特殊なカメラで撮影してフィルム化し,それらをなんじゃらかんじゃら加工しながら合成して,刷版(印刷機に取り付けるアルミの版に,フィルムを焼き付ける作業)用のフイルムを作ることである。 まあ,アバウトな解説だこと(^^;
ついでに言えば,大抵の製版屋は,刷版まで行ってることが多くて,そこまでをまとめて製版と呼ぶこともある。
概ね,アナログ時代の製版屋とは,そういう仕事をする会社のことを言った…
んだが。
デジタル化がどんどん進む中。
そこに,文字組(従来で言えば版下を作る写植と呼ばれる作業《ちなみに,この文字組ってのの長を仰せつかってるってんで,組長なのだ》)っていう要素も加わり。
フイルム作業もほとんどなくなり。
現在では,レイアウト原稿や,写真,テキストなどを使って,(時にはイラストを描いたり,時にはデザインをしたりしながら)印刷用のデータを編集するのが主な作業になった。
その作業を総称して,DTP(デスクトップパブリッシング《和訳すれば,パソコン上で出版物を作成するってとこかな?》)と言うわけだ。
そうやって編集したデータで,刷版用のデジタルデータを作成するわけである。
超分かりやすく言えば,家庭のパソコンで年賀状を作るような(賀詞はどこに何色で入れようかとか,写真の大きさや形はどうしようかとか,バックの色は何色にしようかとか…っていう)作業に似ている。
ただ,そこに。
色補正とか,画像修正とか,ページ全体,或いは書籍全体の統一感とか,データ管理とか,クライアントさんの要望とか,作業の自動化とか,もちろん納期とか,いわゆるプロとしての誇りとノウハウが加わってくる,案外奥深い作業でもある。
そういう。
簡単そうだが,覚えることが山のようにある上に,日進月歩での変化に四苦八苦する現場で
厳しくも和気藹々と仕事に励む,超個性豊かなスタッフ一同。
その悪戦苦闘ぶりと,オフの弾けぶりを垣間見せる,製版屋のスタッフブログを,今後もどうぞ御贔屓にお楽しみくださいませ☆
全2件中 1件〜2件を表示
投稿
このエントリーのURL
URL











